ローソンから販売されている「毎朝の食パン」がモチモチで美味しいと話題になっています。
「毎朝の食パン」といえば、国産小麦を使っていることでも注目を集めていますよね。
国産小麦は、外国産の小麦と比べて「もっちり」しているのが特徴だよね。
外国産の小麦と比べて風味が豊かな国産小麦。
噛めば噛むほどに小麦の甘味を感じることができますが、値段が高いというデメリットもあります。
コンビニ食パンではほとんどが外国産の小麦を使っているなか、国産小麦を使っているのは嬉しいポイントですね。
食パンへのこだわりが感じられます。
そこで今回は、ローソンの「毎朝の食パン」の原材料や添加物について調査してみました。
コンビニで食パンを買う際の参考にしてみてくださいね。
美味しいと評判!ローソン「毎朝の食パン」の原材料は?
国産小麦を使用している「毎朝の食パン」。
他にはどのような材料が使われているのでしょうか。
ローソンの「毎朝の食パン」の原材料がこちらです。
原材料を見てみると、小麦粉の他にももち米粉を使っていることがわかりますね。
その他にも、麦麹粉末などが使われています。
「毎朝の食パン」の特徴になる原材料について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
「毎朝の食パン」の特徴【もち米粉】
ローソンから販売されている「毎朝の食パン」の原材料の中で、気になったのが「もち米粉」です。
もち米粉とは「米粉」のことで、もち米を精白してから乾燥して粉にしたものです。
米粉パンを作る時にも使われる粉だよね。
実はパン製法時に米粉を使うことで、様々なメリットがあると言われています。
米粉を使うメリットがこちらです。
- モチモチ食感になる
- 小麦に比べて栄養価が高い
- 自然な甘味がある
- 腹持ちが良い
栄養価が高くて、モチモチ食感を実現できるのは嬉しいですよね。
最近はグルテンフリーが注目されているので、パン屋さんなどで米粉食パンを見かける機会も多いかもしれません。
米粉で食パン作り
「毎朝の食パン」の特徴【麦麹粉末】
次に気になったのが「麦麹粉末」です。
他の食パンではあまり見かけない表示ですが、一体どのような材料なのでしょうか。
麦麹粉末について調べてみると「麦麹を乾燥させて粉末化したもの」という記載がありました。
そもそも麦麹とは大麦を原料とする麹のことで、香りが良いあっさりとした風味が特徴です。
料理でよく使われている「米麹」よりも、あっさりしているのが特徴だね。
麦麹をパンに使うと、風味が良くなります。
食パンの場合は麦麹の水分量によっては細かい調整が必要ですが、柔らかくて風味が良い食パンに仕上がることが多いんです。
コンビニ食パンで麦麹を使っている食パンはなかなか見かけないよね。
「毎朝の食パン」は米粉や麦麹など、こだわりの素材を使って作られていることがわかりますね。
「毎朝の食パン」に含まれている添加物の詳細!
次に「毎朝の食パン」に含まれている添加物について見ていきましょう。
最近は添加物を気にする人が増えてきていますよね。
添加物は全てが危険というわけではありませんが、中には危険と言われているものもあります。
安心して食べるためにも、どのような添加物が含まれているのかを知っておくと良いかもしれませんね。
「毎朝の食パン」の添加物【マーガリン】
「毎朝の食パン」に含まれている添加物の一つがマーガリンです。
マーガリンには「トランス脂肪酸」という添加物が含まれています。
トランス脂肪酸はマーガリンを作る過程で出来てしまうもので、トランス脂肪酸の取り過ぎは
動脈内膜に炎症が起きやすくなると言われています。
ニューヨークやデンマークでは、使用が禁止されているんだよね。
トランス脂肪酸は脂質の一種。
そのため普段から脂質の摂取量が多い国では、トランス脂肪酸の食品への使用を禁止している場合もあります。
一方で日本は脂質の摂取量が多い国ではありません。
そのため一般的な食生活をしている場合は、過剰に心配することはないとされています。
過剰に心配する必要はなくても、摂取し過ぎないように気をつけたい成分ではありますよね。
最近はマーガリンに含まれるトランス脂肪酸の量も減っていますが、出来ることなら避けたいと感じている人も多いのではないでしょうか。
ローソン「毎朝の食パン」の添加物【乳化剤】
「毎朝の食パン」に含まれている「乳化剤」も添加物です。
「乳化剤」は界面活性剤とも言われる成分で、水と油のように、本来ならば混じり合わない成分を混ぜることができるものです。
マヨネーズやドレッシングも、乳化剤を使って混ぜ合わされているんだよね。
マヨネーズを始め、様々な食品に使われている乳化剤は、食品作りに重宝されている添加物といっても過言ではないでしょう。
乳化剤を使うと食パンはどうなるの?
食パンに乳化剤を使うことで、ふんわりとした食感やしっとりとした食感を出すことができます。
パンを作る上での乳化剤の役割や、乳化剤の危険性についてはこちらを参考にしてみてくださいね。
食パンに含まれる乳化剤とその危険性
「毎朝の食パン」の添加物【イーストフード】
イーストフードも「毎朝の食パン」に含まれている添加物です。
添加物の中でもイメージの悪いイーストフード。
最近は、イーストフード不使用と書かれたパッケージも増えてるよね。
イーストフード不使用のパッケージには否定的な意見も多くありますが、添加物を気にしている人が増えたことも事実。
イーストフードがここまで懸念されるのには、成分の一括表示が認められているからだと言われています。
実はイーストフードと呼ばれるものには、18種類の成分があります。
どの成分が入っているのかわからないという不安や、中には大量に摂取すると有害な成分が含まれているため不安を感じる人が多いのでしょう。
どれも安全性が確保されたものであると言われていますが、出来れば避けたいのが本音ですよね。
イーストフードの危険性に関しては、こちらの記事が参考になるかと思います。
「毎朝の食パン」の添加物【V.C】
「毎朝の食パン」に含まれている「V.C」も、添加物の一種です。
「V.C」とは、別名L-アスコルビン酸/酸化防止剤(V.C)/V.C(ビタミンC)とも呼ばれる添加物。
酸化防止剤(V.C)という名前で聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
V.Cは危険性が低い添加物と言われていますが、一方でその危険性が囁かれることも。
過剰摂取で頭痛や嘔吐の症状が出るとも言われていて、出来るなら避けたい添加物だと言えますね。
食パンに使うのはどうして?
V.Cを食パンに使用することで、酸化を防ぐ効果や生地の弾力を高める効果が期待できます。
添加物が入ることで本来よりも美味しくなるって、なんか複雑。
添加物に対する考えは人それぞれですが、出来るなら無添加の食品を口にしたいですよね。
食パンに含まれる添加物については、こちらも参考にしてみてくださいね。
食パンに含まれている添加物を調査!コンビニ食パンの基本的な添加物一覧と危険性!
「毎朝の食パン」の栄養価表示をチェック!
「毎朝の食パン」1枚あたりに含まれる栄養価を見ていきましょう。
エネルギー・・・162kcal
タンパク質・・・5.1g
脂質・・・2.2g
飽和脂肪酸・・・0.68g
トランス脂肪酸・・・0g
コレステロール・・・0g
炭水化物・・・28.6g
食塩相当量・・・0.7g
「毎朝の食パン」にはマーガリンが使われていますが、危険性が懸念される「トランス脂肪酸」の含有量は0g。
実は、食品100gに対してトランス脂肪酸が0.3g未満の場合は「0g」表示が許可されているんです。
最近は企業努力によりマーガリンのトランス脂肪酸が減ってきているので、過剰に気にする必要はないかもしれませんね。
トランス脂肪酸が少ないマーガリンまとめ
食パンの原材料や添加物を知ることで、食パンに対する様々なこだわりが見えてきますよね。
昔はコンビニ食パンは不味いというイメージでしたが、最近はコンビニ食パンのクオリティも上がってきています。
美味しい食パンがコンビニでも手に入るようになってきたので、コンビニに行く際の参考にしてみてくださいね。