全国に約1万5000店舗ある大手コンビニのローソン。
ローソンはプライベートブランド商品を数多く販売していて、デザイン性の高いパッケージにも定評がありますよね。
シンプルで可愛いパッケージが多いから、つい手に取っちゃうよね。
実は「食パン」もローソンのプライベートブランド商品のひとつです。
最近はローソンの食パンをリピート買いする人も増えていて、その美味しさが周知されてきています。
そこで今回は、ローソンから販売されている「味わいの食パン」の原材料や添加物を調査してみました。
コンビニで食パンを購入する際の参考にしてみてくださいね。
美味しいと評判!ローソン「味わいの食パン」の原材料は?
プライベートブランド商品が人気のローソン。
パッケージの可愛さはもちろんですが、その美味しさにも注目が集まっていますよね。
ローソンの「味わいの食パン」は、6枚入りで税込み108円とかなりリーズナブル。
「食パンが朝食の定番」という家庭も多いから、安いと嬉しいよね。
手軽さが嬉しいローソン「味わいの食パン」の原材料がこちらです。
一般的な食パンと変わらない材料で作られていますが、気になるのが「添加物」です。
原材料を見てみると、気になる添加物がいくつかあるので詳しくチェックしていきましょう。
「味わいの食パン」に含まれている添加物の詳細!
食パンを食べる時に、気になるのが添加物。
特に食パンを毎日食べている家庭や、小さな子供がいる家庭は出来るだけ添加物を避けたいと思うのではないでしょうか。
一言で添加物といっても、安全性の高いものから危険だと言われているものまで様々だよね。
「味わいの食パン」に含まれている添加物の種類や、その危険性について詳しく見ていきましょう。
ローソン「味わいの食パン」の添加物【マーガリン】
「味わいの食パン」に表示されている原材料のマーガリンには、添加物が含まれています。
マーガリンって添加物だったの?!っと驚く方もいると思いますが、マーガリンにはトランス脂肪酸という添加物が含まれています。
トランス脂肪酸は身体への悪影響が懸念されている添加物だよね。
トランス脂肪酸を過剰に摂取すると、生活習慣病や動脈性心疾患になるリスクがあると言われています。
そのため普段から脂質の摂取量が多いデンマークなどでは、食品中へのトランス脂肪酸の使用が禁止されています。
日本ではトランス脂肪酸について「通常の食生活では健康への影響は小さいと考えられる」とされていますが、出来れば避けたい添加物ですよね。
トランス脂肪酸については様々な見方があるので、参考になりそうな記事をいくつかピックアップしておきます。
ローソン「味わいの食パン」の添加物【乳化剤】
原材料の表示にある「乳化剤」も、食品添加物の一種ですね。
「乳化剤」は、水と油のように混じり合わないものを均一に混ぜるための食品添加物。
他にもホイップクリームに軽い食感を出したり、粉末がダマになるのを防止する役割などがあります。
食パンに使うのは何のため?
乳化剤には様々な効果がありますが、食パンに使う主な目的がこちらです。
- デンプンに作用して食感が柔らかくなるため
- 油脂を均一に分散させて生地をなめらかにするため
- 水分の蒸発を防いで老化を防ぐため
乳化剤を入れることで、ソフトな食感の食パンを作ることができます。
乳化剤は危険な添加物なの?
乳化剤は成分によって安全性が異なります。
というのも「乳化剤」としての一括表示が認められているため、品質の悪い成分が含まれていてもわからないんです。
厚生労働省では問題がないと言われている「乳化剤」ですが、一部では安全性についての詳しい実験がされていないとの声も。
現在は乳化剤が使われていない食パンも多いので、できれば避けたい添加物かもしれませんね。
食パンに使われている乳化剤一覧と安全性
ローソン「味わいの食パン」の添加物【酢酸Na】
「味わいの食パン」の原材料を見ていくと、「酢酸Na」という表示がありました。
「酢酸Na(酢酸ナトリウム)」は菌の繁殖を抑える効果があるとして、昔から日持ち向上剤やpH調整剤として用いられてきた成分です。
pH調整剤は、食品のpHを弱酸性(6.0~6.5)に調整することで、食品が腐るのを防ぐ添加物だよね。
「酢酸Na」を添加することで腐敗を防ぐだけでなく、カビを生えにくくすることもできます。
食パンは約40%前後の水分を含んでいるため、カビの生えやすい食材と言われているんですよね。
そのため防カビ対策として、添加物が使われることも多いようです。
なぜ食パンはカビやすいのか?
「酢酸Na」に関しては、安全性が高い添加物とされることが多いです。
またイメージの悪い「保存料」表示を避けるために、「酢酸Na」が使われることもあります。
ローソン「味わいの食パン」の添加物【イーストフード】
「イーストフード」も食品添加物の一つですね。
イーストフードとはパン酵母が活動するための栄養源で、生地の発酵を助ける目的があります。
発酵状態を促進させたり、食パンのボリュームを出してくれるので、食パン作りの際にはとても便利な食品添加物ですね。
イーストフードは危険な添加物だって言われているけど、本当?
「イーストフード」の安全性に関しては、専門家でも意見が割れています。
体内に入ってもすぐに排出されるので問題ないという意見もありますが、一括表示が認められている添加物のため安全性に問題があるとの声も。
現在「イーストフード」と表示できる成分は、16種類あります。
それぞれ個別に安全性が高い使用基準が定められていますが、他の成分と組み合わせた時の毒性まで詳しく調査されているわけではありません。
最近では、「イーストフード不使用」と大きく書かれたパッケージも増えましたよね。
それだけ 「イーストフード=身体に悪いもの」 というイメージが強いのも事実ではないでしょうか。
「イーストフード」に関してはこちらの記事が参考になると思うので、気になる方はチェックしてみてください。
ローソン「味わいの食パン」の添加物【V.C】
「味わいの食パン」の原材料名にある「V.C」も食品添加物です。
「V.C」は、L-アスコルビン酸・酸化防止剤(V.C)・V.C(ビタミンC)とも呼ばれ、酸化防止剤として使用されている食品添加物ですね。
過剰に摂取すると嘔吐や下痢、頭痛や不眠の原因になるとも言われています。
ビタミンCは身体に良いって聞いたことがあるけど・・・。
ビタミンCには「合成のもの・食材に含まれているもの」があります。
食品から摂取するビタミンCは問題がありませんが、加工食品のビタミンCには様々な問題があります。
その一部として、
- がん細胞をつくる原因になる活性酸素を発生させる
- 安価な中国製のL-アスコルビン酸が使われている
- 原料に遺伝子組換のジャガイモやトウモロコシが使用されている
などが挙げられます。
一方で「すぐに人体への影響はない」「過剰摂取しない限りは安全」という専門家の意見もあります。
「味わいの食パン」の栄養表示成分をチェック!
「味わいの食パン」1枚あたりの栄養表示成分を見てみましょう。
エネルギー・・・156kcal
タンパク質・・・5.4g
脂質・・・2.3g
-飽和脂肪酸・・・0.7g
-トランス脂肪酸・・・0g
コレステロール・・・0mg
炭水化物・・・28.9g
糖質・・・27.8g
食物繊維・・・1.1g
食塩相当量・・・0.9g
「味わいの食パン」の原材料にはマーガリンが使われていますが、危険性が懸念される「トランス脂肪酸」の含有量は0g。
実は、食品100gに対してトランス脂肪酸が0.3g未満の場合は「0g」表示が許可されているんですよね。
「味わいの食パン」にはマーガリンが使われていますが、そこまで気にしすぎなくても良いのかもしれませんね。
最近はトランス脂肪酸が少ないマーガリンも販売されているので、そもそもマーガリンに含まれるトランス脂肪酸も減ってきていると言えるでしょう。
【市販】トランス脂肪酸の少ないマーガリンまとめ
コンビニ食パンに含まれていることが多い添加物。
どれも安全性に配慮したものだと言われていますが、「危険」や「身体に悪い」といった噂がある限り不安に思ってしまうのが本音ですよね。
「味わいの食パン」にも添加物が含まれていますが、美味しいという声も多く聞かれます。
税込み108円という安さも嬉しいよね!
今回は「味わいの食パン」の口コミについても調査したので、そちらもチェックしてみてください。
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