最近ある番組で「学のない親から生まれた子供はかわいそう」という言葉を耳にしました。
私自身は大学を出ていないので一般的にいうと「学」のない人間。
そんな私から生まれる子供は可哀想なの?
と、ちょっとブルーになってしまったんですよね。
勉強が嫌いだった私は、たいした勉強もせずにこれまで過ごしてきました。
自分の怠慢が 将来の子供に影響するなんて思ったことはなかったんですが、
- 世間はそういう見方なの?
- 本当にかわいそうなことをしているのかも?
- この先私の学歴のせいで苦労することがあるのかも?
と不安になったので、色々と調べてみました。
親の低学歴はハンデになる?
可愛い我が子が「かわいそうな子供」なんて言われたくないし、思われたくない!という気持ちはみんな同じですよね。
低学歴の子供は低学歴なんてことをいう人もいますが、果たして本当なのでしょうか。
調べてみると、意外な結果に辿り着いたんです。
一流大学に通う子の親は約半数が高学歴
ある年の東大や京大に通う子供ついて調査を実施したところ、親が一流大学出身や高収入者という人が約半数いたそうです。
納得してしまったのと同時に、じゃあ残りの半数は高学歴でも高収入でもない家庭の子供なんだとどこかホッとした自分。
子供の学力は母親の学歴で決まる
一流大学に通う子供の約半数はいわゆる一般家庭で育った子供達ということになりますが、最近ではこんな調査結果も出ているようです。
11月18日の『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)で、林修氏は「子供の学力は母親の学歴で決まる」と発言した。林氏は文部科学省が発表した、親の学歴と中学3年生の数学の問題の正答率に関するデータを紹介する。
「高卒父親」の場合、正答率は44.1%だが、「大卒父親」だと56.5%。「高卒母親」では43.3%で、「大卒母親」は60.0%であり、「これを見ると、母親の学歴のほうが父親の学歴よりも、子供の学力に関係がより深い、という言い方ができます」とまとめた。(文:石川祐介)
出典元:https://lite.blogos.com/article/339758/
あの林修先生の番組『林先生が驚く初耳学!』で紹介された情報によると、「知性」は母親からのみ子供に遺伝するのだとか。
遺伝じゃなくて、接している時間なども関係しているんじゃないかな?と思ってしまう私ですが、アメリカでは科学的にも証明されているそうなんです。
もっと勉強しておけば、子供に知性遺伝子を届けられたの?と後悔の念に駆られる私。
でも、後悔したって過去には戻れないですよね・・。
大切なのは接し方と育て方
「子供には好きなことを仕事にして欲しい。」
これは私の目標です。
親の学がないから、子供にハンデを与えてしまうなんて絶対に嫌!
でも学がないのは事実。
子供が大きくなって、高校、大学と進学していくうちにサポートできることが減ってしまうのは事実。
そして高収入の家庭の子と比べて、視野が狭くなってしまうのも事実。
今から自分が大学に通うなんてできないし、いきなり高収入を目指すのも難しい・・・。
ではどうすれば良いのか、真剣に考えてみました。
様々な情報を元に詳しく調べていると、ある大切なことに気がついたんです。
それが、「接し方と育て方」。
確かに低学歴の家庭で育った子供は、学力が低くなってしまう傾向があるのかもしれない。
でも、高学歴の家庭で育ったが故に家族の中で落ちこぼれてしまう「無気力症候群」になってしまう子供も珍しくはないはず。
子供の能力には大差がない
「学のない親の子はかわいそう」
これってつまり、子供の能力に問題があるのではなくて、育て方や接し方に問題があると捉えても良いのではないでしょうか。
- 子供を尊重する
- 子供を信じて見守ってあげる
- 規則正しい生活を身につけてあげる
学がなくても普段の生活を大切にできる親はたくさんいますよね。
もちろん自分が完璧とは思わないし、むしろ私は日々後悔の連続だけど・・・。
子供の力を信じて、夢を持つ子供になって欲しいと願う気持ちは変わりません!
「学のない親の子はかわいそう」
そう言われないように、まずは日々の生活をしっかりと!と思う今日この頃でした。