黒緑色のロゼットが特徴の古紫(こむらさき)は、落ち着いた雰囲気が人気のエケベリアです。
昔から「黒は人間の心を魅了する」と言われているように、古紫も不思議と私たちの心を魅了してくれるんですよね。
古紫は他のエケベリア同様にメキシコが原産地の品種なので、高温多湿が苦手な多肉植物です。
高温多湿といえば・・・そう、まさに日本の夏ですよね。
地域差はあるものの、暑さが強く湿気が大き日本の夏は「高温多湿」と呼ばれる気候です。
エケベリアを育てる場合には「夏」が最大の鬼門となりますが、古紫を育てる場合にも夏に注意が必要です。
反対に冬の耐寒性がやや強めな古紫。
マイナス5℃まで耐えられたという実例があるように、寒さには強いようです。
古紫は、紅葉期になると赤みがかかった鮮やかな黒に変わり、綺麗な姿を見せてくれます。
秋ごろには花茎を伸ばして小さな赤い花を咲かせてくれる古紫。
人々を魅了してくれる綺麗な「黒」を身にまとう古紫の、詳しい特徴や上手な育て方をご紹介していきます。
出典元:https://greensnap.jp/post/9663602
- 古紫(こむらさき)の特徴一覧
- 古紫(こむらさき)の原産地
- 古紫(こむらさき)の特徴
- 古紫(こむらさき)の花
- 古紫(こむらさき)の紅葉
- 古紫(こむらさき)の育て方
- 古紫(こむらさき)の病気
- 古紫(こむらさき)につく虫
- 古紫(こむらさき)の口コミ
古紫(こむらさき)の特徴一覧
属名 | エケベリア |
別名 | 黒玉子(くろたまご)・ブラックプリンス・アフィニス |
原産地 | メキシコ |
季節 | 春秋型 |
成長速度 | 遅い |
容姿の変化 | 年間を通して少ない |
開花時期 | 秋(9月~10月) |
花 | 脇芽の先に赤い花をつける |
増やし方 | 株分け |
越冬温度 | 0℃~3℃ |
最大直径 | 15cm以上 |
似ているエケベリア | アルフレットグラフ |
栽培難易度 | ★★★☆☆ |
レア度 | ★★☆☆☆ |
古紫(こむらさき)の別名
- 黒玉子(くろたまご)
- ブラックプリンス
- アフィニス
エケベリアには別名が存在するものが多いです。
学名や園芸名、その他にも和名など、たくさんの種類の名前が存在するエケベリアもいますよね。
違う種類だと思って購入したら・・・同じエケベリアだったなんてこともあるあるです。
古紫も、黒玉子やブラックプリンス、アフィニスとして流通しているので、購入する時には別名も確認してみると良いかもしれませんね。
古紫(こむらさき)の原産地

基本的にエケベリアはメキシコが原産地の多肉植物。
そして古紫の原産地もメキシコです。
メキシコは亜熱帯の海岸、砂漠や高原、高温多湿のジャングルなど、地域によって気候差がある地域ということを知っていましたか?
多肉植物やメキシコを聞くと、砂漠に生息しているイメージが強いかと思いますが、実はエケベリアが生息しているのは高山地帯です。
多肉植物で有名な「メキシコシティ」を見てみると、砂漠のイメージとはかけ離れた地域ですね。
メキシコの首都であるメキシコシティでは、整備された道路や綺麗な町並みが並んでいます。
世界遺産も多く存在し映画『リメンバー・ミー』で有名なお祭りも行われているんですよ。
11月中旬に渡米の用事があったので 、予定前倒しでメキシコシティに入ろうか、ダラスに一気に飛んでシティに遊びに行った後改めてダラス経由でベガスに入ろうか...など妄想が膨らみ、結局勢いに任せて予定を変更、足を踏み入れた死者の日のメキシコは映画の通り本当にマリーゴールドで溢れていました。 pic.twitter.com/Iy0o0DRAt7
— 島田典子🇺🇸グランドサークルの風景 (@noriko_shimada) 2020年11月2日
整備された公園には多肉植物が飾られていることも多いので、多肉植物好きなら一度は行ってみたいスポットですね。
古紫(こむらさき)の特徴
古紫の一番の特徴は、美しい黒緑色の葉です。多肉植物には様々なカラーがありますが、黒い種類は少ないと言われています。
そもそも黒い植物というのは少ないですよね。
例えば花の場合ですが、黒い花は虫に気づかれず、花粉を運んでもらいにくいと言われています。
そのため花の元々の色素に「黒色」はないのだとか。
多肉植物が黒い理由についての詳細はわかりませんが、実は黒い多肉植物と言われている種類でも日に当てないで育てることで緑色になってしまう場合もあります。
古紫。日照不足で伸びてるし緑になってるし…。
— まりっぺ (@s_marihey) 2015年6月29日
これ置いてるとこ、サンシェード設置してるもんで、遮光率75%くらいだっけ?置き場考えねば…。 pic.twitter.com/ZakXqrRPh4
黒いカラーが魅力の古紫ですが、綺麗な黒を作るためには日当たりが欠かせないということですね。
実は古紫は、シャビアナとブラックナイトの交配種です。 → シャビアナ
シャビアナは綺麗なロゼッタを持つ品種。
そしてブラックナイトは鋭い葉を持つ品種ですよね。
それぞれの特徴がちょうど良く出ているのが、この古紫になります。
また古紫の同種には「ブラックプリンス錦」という品種があります。
ブラックプリンス錦は、黄色の斑と光沢のある葉が特徴の品種です。
斑の入り方によって、全く異なる姿を見せてくれのが多肉植物の不思議ですね。
出典元:https://greensnap.jp/post/1894148
古紫(こむらさき)の花
古紫は、秋に赤い花を咲かせます。株脇から伸びた先に小さな花がたくさん咲く姿は、とても魅力的ですね。
我が家唯一の赤エケ花🌼#うちの花 #古紫 #多肉#TLを花でいっぱいにしよう pic.twitter.com/3ZrtRmI293
— ロビン (@robin20200112) 2020年10月17日
古紫を含め多肉植物を育てている方なら、綺麗な花を咲かせたいと思うことも多いのではないでしょうか。
美しい花を咲かせてくれる古紫ですが、まだ株が小さいうちは花芽を切り取った方が育ちが良くなります。
というのも、実は多肉植物にとって花が咲くことは、株に負担をかけることでもあります。
株が小さい場合や株の元気がない場合には、花を諦めるのも一つの方法です。
古紫の開花時期は2月〜8月なので、株の状態を見ながら開花を考ると良いですね。
古紫(こむらさき)の紅葉
出典元:https://greensnap.jp/category1/succulent/botany/474/growth
黒緑色の葉が特徴の古紫ですが、紅葉期には赤い姿を見せてくれます。
赤を黒のコントラストが綺麗で、思わず見入ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
多肉植物は日の当たり具合で紅葉のしかたが変わる植物です。
紅葉する種類でも、日当たりが悪い場所に置くと綺麗な紅葉が見れなくなってしまうので気をつけてくださいね。
古紫(こむらさき)の育て方
置き場所
多肉植物は日光を好む特徴がありますが、古紫も例外ではなく日光が大好きなエケベリアです。日当たりが悪い場所で管理していると、葉の色が悪くなったり樹形が崩れてしまうことがあります。
そのため古紫の置き場所として理想なのが、良く日の当たる場所です。
「日の当たる場所で管理していれば間違いない!」と言いたいところですが、実はいくつか注意点があります。
注意点①
まず1つ目は、暑い時期の直射日光は避けることです。
古紫を強い直射日光に当ててしまうと、葉焼けする原因になります。
夏は意識的に半日陰に移してあげるのが良い対策だと言えるでしょう。
注意点②
2つ目に注意したいのが、梅雨の時期の管理方法です。
古紫を含むエケベリアは、高温多湿に弱い植物です。
特に日本の夏は高温多湿になりがちなので、注意が必要になります。
もしも屋外で古紫を育てる場合には、湿気の多い梅雨の時期は室内に入れてあげる方が良いでしょう。
また、多湿にならないように、年間を通して風通しが良い場所に置いてあげてくださいね。
注意点③
3つ目に気をつけたいのが、風に当ててしまうことです。
先ほども説明しましたが、古紫を含むエケベリアは多湿が苦手な植物。
なので、風通しの良さが大切です。
ですが室内で育てている場合に、風通しが良い場所をさがずのは大変ですよね。
そこで「エアコンの風」や「暖房の風」を利用してしまう方もいると思うんです。
実はこれ・・多肉植物が一番嫌がる育て方なんです。
乾燥に強いと言われるエケベリアですが、乾燥しきったエアコンの風や暖房の風は葉を痛める原因になります。
エアコンや暖房の風が直接当たる場所には絶対に置かないようにしてください。
注意点④
4つ目に気をつけたいのが冬越しです。
古紫は耐寒性があるため、寒い時期でもマイナス5℃程度までなら耐えることができます。
理想の越冬温度は0℃〜3℃がですが、実は寒さに強い種類なんですよね。
屋外で冬越しを考えている場合、住んでいる地域の最低気温がマイナス0℃~3℃だと越冬できると考えて良いでしょう。
古紫は霜に当てても大丈夫!という声を聞くこともありますが、冬越しをする場合にはできるだけ霜に当てないよう対策をするのが無難だと思います。
寒い地域に住んでいる場合には、冬は室内に入れてあげるようにしてください。
水やり

古紫は春と秋が成長期のエケベリアです。
- 春の成長期・・・4月〜6月
- 秋の成長期・・・9月〜10月
水やりの際のポイントが、葉に水がかからないよう注意することです。
多肉初心者でやりがちなのが、葉にも水をかけてしまうこと。
私は以前、葉に水をかけすぎて多くの葉をダメにしてしまったことがあります。
葉に水がかかると葉が萎れ、ポロンと取れてしまうこともあるので注意してくださいね。
出来るだけ葉にかからないように生え際から水をあげますが、もしも水が葉についてしまった時にはストローなどで吹き飛ばすと良いでしょう。
成長期以外の水やりについては、乾燥気味にするのがポイントです。
夏や冬の水の上げすぎは根を傷める原因になるので注意してください。
葉っぱのハリがなくなってきたと感じたら、水やりをする程度が良いかもしれませんね。
古紫を室内で育てている場合は、なかなか土が乾かないという現象が起きることもあるかと思います。
過度に水やりをしていなくても、土が湿った状態が続くと根腐れや病気になってしまうことも考えられます。
もしも水やりをしてから1週間以上土が湿っている場所は、日当たりが良く風通しの良い場所へと置き場所を変えると良いでしょう。
肥料・追肥
基本的に多肉植物は葉や茎に水分や栄養を溜めて置くことができる植物ですよね。古紫も他の多肉植物と同様に、水や栄養を葉に取り込むことができます。
そのため過度な肥料は必要ありません。
成長期は2週間に1回程度、水やりの代わりに液体肥料を与えてあげる程度が良いでしょう。
反対に成長期以外は肥料を与える必要はないと考えましょう。
植物を育てていてありがちなのが、元気がない時に肥料を与えてしまうことです。
「早く元気になって欲しい」という思いを込めて肥料をあげてしまう気持ちは痛い程良く分かりますが、実はこれは逆効果!
元気がない時に肥料を与えてしまうと、根にかなりのダメージを与えてしまいます。
最悪の場合、枯れてしまう恐れもあるので気をつけてくださいね。
植え替え
古紫の植え替え頻度は、1〜2年に1回程度が理想です。植え替えをする時には春の成長期に入る前か、秋の成長期に行うのが良いでしょう。
基本的にいつでも植え替えができるとも言われていますが、暑すぎる時期や寒すぎる時期には根や株に負担がかかることは間違いありません。
春なら3月〜4月、秋なら成長期の9月〜10月に植え替えすると根が付きやすくなるのでおすすめですよ。
増やし方

古紫は株分けや葉挿し、胴切りで増やすことができます。
株分けの方が葉挿しよりも定着率が高く、根付きやすいのが特徴ですね。
葉挿しの場合は小さな葉を選ぶことで、根付きやすくなります。
胴切りは芽がでるスピードが速く増やしやすいという特徴がありますが、株に負担がかかってしまうのがデメリットです。
そのため胴切りをする場合は、ある程度成長した株で行うようにしましょう。
用土
古紫を含むエケベリアには、最適な用土の基準がいくつかあります。まずは、通気性と排水性が良いこと。
通気性や排水性が悪い用土は、根腐れをおこす原因になってしまいますよね。
次に保肥力や適度な保水性がある用土がおすすめです。
多肉植物は葉に水分や栄養を蓄えるため、土の排水性が良すぎると十分に栄養を摂りきれません。
なので適度な保水性で、肥料が土の中に留まる時間を作ることが大切です。
また土の粒は揃っているものの方が良いでしょう。
粒が揃っていないと土の中に隙間ができ、通気性や排水性が悪くなってしまいます。
これらを踏まえると、赤玉土3:鹿沼土3:腐葉土4の割合で配合した用土がおすすめだと言われています。
水はけをもっと良くしたい場合は、赤玉土3:鹿沼土2:日向土2:腐葉土2:バーミキュライト1の割合で配合・・・と言われていますが、これは一部の基準と考えてください。
というのも同じ植物を育てていても、育てる環境によって適した用土は変わってきます。
例えば乾燥しがちな場に置いている場合は腐葉土の割合を増やしたり、バーミキュライトをブレンドすることでも保水性を高めることができますよね。
反対に湿気の多い場所で育てている場合には、日向土をブレンドして排水性を高めてあげるのがおすすめです。
環境によって少しずつ用土を変えることで快適な用土を作ることができるので、置場所や気候と相談しながら配合を楽しんでくださいね。
また、初めて植え替えをする場合や、土の配合がわからない場合には『サボテン・多肉植物用の土』を使うがおすすめです。
古紫(こむらさき)の病気
根腐れ
古紫を育てる時に気をつけたいのが、根腐れです。
根腐れは風通しの悪い場所や土が湿った状態が続くと、根が腐ってしまう病気ですね。
大切に育てていても、根腐れしてしまい結果的に枯らしてしまったという話をよく聞きます。
もともと乾燥地帯に住むことが多い多肉植物は、湿気や蒸れが苦手な植物。
水のやりすぎや通気性の悪さが原因で根腐れしてしまうことは珍しくありません。
エケベリアが根腐れしてしまった場合は基本的に葉の下が黒や黄色になります。
ただ古紫はもともと黒に近いので、少しわかりにくいかもしれませんね。
根腐れさせないためには、
- 水をやり過ぎないこと
- 通気性の良い場所に置くこと
また根腐れは早期発見が大切なので「茎のチェック」をこまめに行い、茎が黒くなっていないかどうか確認してあげることも大切です。
根腐れの治療方法
古紫が根腐れしてしまった場合、徐々にカビ菌に侵食されて葉が落ちてきます。根腐れは、最終的には葉がバラバラになってしまう恐ろしい病気です。
植物全体を枯らしてしまわない為には、早期発見が大切!
枯れそうな葉を発見したら、以下の対策を行いましょう。
- 根を引き抜き、黒い部分を全て切り落とします。
- 残った根は切り口を1週間程度乾かします。
- 乾かした根を新しい土に植え替えます。
- 元気な葉がある場合は、葉挿しで株を増やします。
株全体が根腐れしている場合には、枯れていない葉の上部分を葉挿ししてあげてくださいね。
黒斑病
古紫がかかりやすい病気の一つに、黒斑病があります。
黒斑病は梅雨の時期におこりやすく、葉に黒斑が出てしまう病気です。
高温多湿が続いたり日光不足になると雑菌が繁殖し、黒斑病になりやすいと言われていますよね。
黒斑が出てしまった葉は元には戻らないため、適切な処置をして新しい葉が咲くのを待ちましょう。
黒班病の治療方法
黒斑病になった葉は、残念ながら治すことはできません。また黒斑病になった葉を放置していると、周りに感染する恐れがあります。
そのため黒斑病を発見した場合は、まず黒斑病になっている葉を完全に除去します。
感染した葉を土に落としたままにしてくと、土壌が汚染されることもあるので気をつけてくださいね。
感染した葉を除去した後は、環境を整え薬剤を散布してあげましょう。
まずは高温多湿や日光不足が起こらないよう、置き場所を考えてあげることが大切ですね。
多肉植物は黒斑病になりにくいと言われていますが、地植えや外で育てている場合に黒斑病になった例が報告されています。
屋外で育てている場合には、日頃から薬剤を散布したり、枯れ葉を取ったり、葉の状態をよく観察するなどの配慮が必要かもしれません。
古紫(こむらさき)につく虫
古紫には「カイガラムシ」と呼ばれる数ミリ程度の小さな虫がつきやすいです。
カイガラムシは樹液を吸ってしまうため、古紫の成長を成長を阻害してしまう原因に。
他にも多肉植物につきやすいと言われている「ネジラミ」や「アブラムシ」がつくこともあります。
また屋外に置く場合では、ナメクジやカタツムリがついてしまう場合もあるでしょう。
一度ついてしまうと厄介な害虫たち。
大切に育てていても、害虫にやられてしまったら残念ですよね。
害虫がつくのを予防するために一番大切なのは、日頃から良く観察することです。
よく観察しておくことで害虫がついた時に素早く対応できるため、結果的に古紫を助けてあげることに繋がります。
また他の予防法としては、古紫の近くに花などを置かないようにすることで、花についている虫が移るのを防ぐことができます。
虫の対処法
古紫に虫がついてしまった場合の対処法がこちらです。カイガラムシの場合
ピンセットや爪楊枝などで1匹ずつ除去する方法や、薬剤を使って除去する方法があります。薬剤を使わずに除去する方法は安全ではありますが、カイガラムシが多い場合には完全に除去することが難しいでしょう。
また数が多い場合にはブラシで擦って取る方法もありますが、カイガラムシが他の植物に飛び散らないよう気を付けなければいけません。
そのため数が少ない場合にはピンセットや爪楊枝、数が多い場合には薬剤と使い分けるのがおすすめです。
ネジラミの場合
乾燥している土の根につくネジラミは、多肉植物の生育を阻害してしまいます。ネジラミは根についているため、外からはわかりにくいのが特徴です。
成長期なのに成長がストップしていたり、元気がない状態が続いた場合には、一度苗を抜いてネジラミがついていないかを確認してみると良いでしょう。
根の周りが白い粒状のもので覆われていた場合、ネジラミが発生していると考えられます。
その場合は根をよく水で洗い、薬剤を溶かした水につけて一度消毒します。
その後新しい土に植え替えてあげましょう。
この時の注意点は、必ず新しい土に植え替えることです。
ネジラミは繁殖力が強いので、古い土に生存している可能正があります。
またネジラミが他の鉢にも侵食している可能正があるので、、近くに鉢がある場合はチェックすると良いでしょう。
アブラムシの場合
アブラムシは増殖する速度が早いため、一度アブラムシがつくとその後大量のアブラムシに侵食されて株が枯れてしまうこともあります。そのため発見した場合はすぐに除去することが大切です。
薬剤を使う方法もありますが、室内で育てている場合にはセロハンテープや粘着綿棒でアブラムシを取ることもできます。
数匹程度なら粘着綿棒、大量に発生している場合にはテープなどと使い分けると良いでしょう。
また繁殖を徹底的に防ぐためには、粘着綿棒やテープで除去したあとに薬剤を撒く方法をおすすめします。
ナメクジの場合
古紫にナメクジがついていると、葉や花芽、新芽を食べられることがあります。ナメクジはジメジメした場所を好み、なんと一度に50個の卵を産んでしまうのだとか。
ナメクジが這った後や、ナメクジがついているのを見つけた場合には、ナメクジが寄ってこないよう対策をしましょう。
ナメクジを寄せつけない対策には、
- コーヒー殼を撒く
- 水で薄めた木酢液や竹酢液を撒く
自宅にあるもので簡単に・・・と考えている場合には、コーヒー殻が良いかもしれませんね。
実はナメクジはカフェインが苦手なので、鉢の周りにコーヒー殼を周いておくだけでも効果的がありますよ。
また木酢液や竹酢液を使うことでも、ナメクジを除去することができます。
ナメクジを繁殖させないためにも、1匹見つけたらすぐに対処してください。
な雨九時がついていないように見えても、実は鉢の下にナメクジがついていなんてこともあるので、日頃から鉢の周りをチェックする習慣をつけるもの良いかもしれません。